TOEIC880点の海外在住RoniのBlog

試験対策、海外生活

<英語表現>Graveyard shift

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<<The meaning and the origin of the word>>

海外生活になって学んだ英語表現のご紹介です。Graveyard shift って皆さん聞いたことありますでしょうか?


日本語で直訳すると、Graveyard (墓場) shift(シフト)=夜勤の意味になります。特に深夜12時以降のシフトの事や、24時間のコールセンターなどの三交代制の夜中のシフトを指します。
1番キツいシフトの時間なのでGraveyard shiftと思われる方も多いのですが、実はこの言葉の語源は、昔イギリスで埋葬墓地を管理していた人のシフトの事を表す所から来ています。その昔、イギリスでは棺に亡くなった方を入れて土葬にて葬いをしていたのですが、後に棺を掘り返した際、棺の蓋の裏に引っかき傷が残っていた事がありました。つまり、棺に入れられて埋められてしまった後に亡くなったと思っていた人が意識を取り戻すことがあったんです。最後の力を振り絞って出ようともがいて残されたのが、この引っかき傷だったそうです。このため、深夜の墓場にも墓を管理する方を置いて、棺にくくりつけたベルがなったら、誰かがまだ生きているかもしれないのでそれを掘り起こしに行くのがgraveyard shiftの人のお仕事でした。

医療が発達した今では生きた人を埋めてしまうのは考えられないことですが、歴史の名残はしっかりと言葉として生きています。
言葉は歴史に紐付いているので、1つの英語表現から国の背景や歴史が学べます。皆さんも是非The origin of the wordに興味を持ってみて下さいね。Blogでも可能な限り紹介して行きます。それではまた。
See ya:)

Roni